今なお絶大な支持を受けるコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズの現代版とも言うべきドラマがあります。
それがイギリスBBCで放送された海外ドラマ「SHERLOCK」です。

シャーロック・ホームズが社会不適合者の自称コンサルタント探偵、相棒のワトソンはアフガン戦争の退役軍人という設定。
事件の解決に使うのはスマートフォンやブログといった、現代のテクノロジーだらけ。
一見すると突拍子もない設定ですが、現代社会にシャーロック・ホームズが蘇ったら、確かにこんな感じかもしれないと思わせるだけの説得力があります。
大胆なトリックと明快な解決、そしてちょっとコミカルな笑いはイギリスドラマの真骨頂を見せてくれたとも感じられます。
コナン・ドイルの原作を筋書きにしているため、どこからでも作品に入ることができるというのも魅力的です。

もちろん、原作ファンの方にとっては「違う」と感じる人もいるでしょう。
しかし、名作とは時代ごとに新たな解釈が生まれ、また新しい作品として何度でも蘇るものだと思います。
そのような意味で、ドラマ「SHERLOCK」は名作が再び蘇る姿を鮮やかに見せてくれているのではないでしょうか。
海外ドラマ好きならば、この一作は絶対に見ておくべき作品です。
ただ、3月まで公開されていた映画版は話が散らかったまま終わっていた印象を受けました。
映画版のリベンジにも期待しています。